あなたのお酒の量は適正量ですか?
アルコール依存症の診断🍻
WHO(世界保健機関)では次のような診断基準を定めています。過去1年間に次の6項目中、3項目以上に当てはまる場合に、アルコール依存症と診断されます。
1.お酒を飲めない状況でも強い飲酒欲求を感じたことがある。
2.自分の意思に反して、お酒を飲み始め、予定より長い時間飲み続けたことがある。あるいは予定よりたくさん飲んでしまったことがある。
3.お酒の飲む量を減らしたり、やめたりするとき、手が震える、汗をかく、眠れない、不安になるなどの症状がでたことがある。
4.飲酒を続けることで、お酒に強くなった、あるいは、高揚感を得るのに必要なお酒の量が増えた。
5.飲酒のために仕事、付き合い、趣味、スポーツなどの大切なことをあきらめたり、大幅に減らしたりした。
6.お酒の飲みすぎによる身体や心の病気がありながら、また、それがお酒の飲みすぎのせいだと知りながら、それでもお酒を飲み続けた。
適正飲酒の10か条😊
- 1.談笑し楽しく飲むのが基本です
- 2.食べながら適量範囲でゆっくりと
- 3.強い酒 薄めて飲むのがオススメです
- 4.つくろうよ 週にニ日は休肝日
- 5.やめようよ きりなく長い飲み続け
- 6.許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
- 7.アルコール 薬と一緒は危険です
- 8.飲まないで 妊娠中と授乳期は
- 9.飲酒後の運動・入浴 要注意
- 10.肝臓など 定期検査忘れずに
貼り薬のかぶれにご注意
皆様は貼り薬で「かぶれ」が起きたことはありますか?
「かぶれ」は医学用語で接触皮膚炎と呼ばれており、皮膚に接触した化学物質が原因で痒みや痛み、発赤や腫れなどの炎症を引き起こす疾患です。今回はかぶれを起こさないようにするために注意すべきポイントをまとめてみました。皆さんの参考になれば幸いです。
〇はがす時
勢いよくはがすと角質も剥離してしまい、皮膚バリア機能が低下する恐れがあり。貼り薬はゆっくりと体毛の流れに沿ってはがす。はがれにくい場合は水をつけて湿らすとよい。
〇貼り替え時
すぐに貼らず、皮膚を休ませる時間を作るように。できれば1~2時間程度空けること。同じ患部に貼る際は少しずらすとよい。
例1:肌を押さえながら、ゆっくりはがしてください。
熱中症対策
体温調節機能が低下している高齢者や、体温調節機能がまだ十分に発達していない小児・幼児は、成人よりも熱中症のリスクが高く、この時期(5月から9月)は注意が必要です。
①熱中症の原因
(ⅰ)水分、塩分の不足による全身への血流低下、(ⅱ)熱そのものが体の組織にダメージを与える、の二つが主な要因です。体温が36度台でも水分が不足していると発症の恐れがあります。
①予防はどうするべきか
水分(適度な塩分も)は喉の渇きに関係なく、こまめに取って下さい。脱水を伴っているかどうかで重症化や回復がかなり異なります。
①もし発症したら
暑い場所から離れて水分を取り、休息して元通りになればしばらく様子を見ていいと思います。改善しない、さらに悪化している場合や、表1のⅢ度の状態の場合は、救急車を呼びましょう。
安定剤・睡眠導入剤が体に及ぼす影響
~はじめに~
安定剤・睡眠導入剤として幅広く使われている薬にベンゾジアゼピン受容体作動薬(以下BZD)というものがあります。BZDは抗不安作用、催眠作用にすぐれ、安全性の高い薬として精神科領域のみではなく、一般科においても広く処方されているお薬です。
しかし、最近の研究の結果、BZDを長期間服用することで色々な悪影響がでることがわかってきました。BZDの長期服用により60歳以上の高齢者で転倒リスクが高まることが報告されています。それに伴いBZDを服用している人は、飲んでいない人に比べて股関節骨折の危険性が1.4倍高くなることが報告されています。
~BZD長期投与に伴う副作用~
1)骨折
骨粗鬆症の治療が進歩した現在でも、骨折により寝たきりになる人の割合が減らないのは、BZDの服用が原因の一つなのではないかと考えられています。
2)認知機能の低下
BZDの服用で認知機能が低下する事が報告されています。眠気や注意力の低下などにより二次的に起こる可能性もありますが、服用中止で回復することからBZDが関係していることに違いはないとされています。
~自己判断で中止しない~
お薬は医師が診断をして、治療をする上で必要なため処方されています。自己判断での減量や中止は、病状の悪化だけではなくBZDの離脱症状を引き起こす可能性があります。
軽度な離脱症状としては不安・不眠・動悸・頭痛などが、重篤なものでは記憶障害・幻覚・妄想などがあります。
中止や減量を希望する場合は、どのような目的で処方されているのか、中止や減量が病状にどのような影響を与えるのか、代替薬に変えても問題が無いのかなどを医師、薬剤師に相談をして十分に検討するようにして下さい。
ご存知ですか?在宅医療
高齢化が進む今日、在宅医療は広がりを見せており、薬剤師による訪問サービスも需要が高まっています🧑⚕️
ご自宅や介護施設での薬物治療を行う為には、医師や看護師に薬剤師を加えたチームで医療サービスを提供する必要があります。当グループの薬剤師は地域医療の現場でも活躍しています👩🔬
◇ こんなお困り事ありませんか?
1.お薬を取りに行くのが大変
ご病気の状態や高齢でクリニックや薬局に行くのが大変になってきた。
2.お薬の管理が大変
お薬の管理は本人に任せているが飲み残しがある。お薬が多くて飲み方(飲ませ方)がよくわからない。
3.病気の事・お薬の事が心配
体調が悪く、お薬の副作用や飲み合わせも心配。
◇ 薬剤師による訪問
薬剤師の訪問をご利用頂くとさまざまなメリットがあります。お薬の飲み忘れや飲み間違いが多い方にも、訪問薬剤師のサポートは効果的です。服薬カレンダー等を活用して薬を管理したり一包化などにより飲み忘れや飲み間違いなどを防止するご提案ができます。飲みやすい剤形の選択(ご提案)をいたします。
訪問時にお話を伺うことで体調の変化や薬の服用 に不安がある場合もしっかりとサポートします。重量のある薬剤や介護用品なども一緒にお届けすることが可能です。
花粉症におすすめの薬
テストテストテストテストテストテストテストテストテストテスト