開業支援事例|04

荒井駅前のぐち内科クリニック 様

ご紹介

  • ドクター:野口 哲也 先生
  • 医院名:荒井駅前のぐち内科クリニック様
  • 標榜科:内科・消化器内科
  • 開業:2018年09月01日
  • 開業エリア:仙台市若林区荒井(荒井駅前)

インタビューの内容

荒井駅前のぐち内科クリニック院長 野口先生にインタビューのご協力をいただきました。

野口先生は開業して3年目を迎えています。経営状況が右肩上がりで順調に進んでいた矢先、2020年はコロナ禍による診療課題に直面しました。

開業当時を振り返りながら、開業時に苦労されたことをはじめ、現状の課題や今後の展望をお伺いしました。
これから新規開業を検討されている方の参考になれば幸いです。

最後に、いまいメディカルグループに今後期待することもお話しいただいております。

インタビュー開始

ご経歴と開業のきっかけ

インタビューアー

それでは野口先生へのインタビューをはじめさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
まずはじめに、これまでの簡単なご経歴と開業のきっかけを教えてください。

野口先生

よろしくお願いします。
私は、父が開業医として医院経営していたこともあり、自然なながれで医師の道を目指しました。大学卒業後は東北労災病院内科、東北大学消化器内科での消化器病学の修練に励みました。その後は、対がん協会での胃・大腸がん検診活動、そして、宮城県立がんセンターでの消化器癌に対するがん治療に従事してまいりました。

開業のきっかけは、15年弱お世話になった「宮城県立がんセンター」での出来事。
当時はかなりの件数の内視鏡検査をこなしておりましたが、それが仇となって両手を故障してしまいました。
結果的に、大人数の検査が難しくなりました。
がんセンターには長年お世話になり、様々な経験をつませていただいていたのもあり、このタイミングで開業を決意しました。

開業するにあたって、苦労したこと

インタビューアー

開業する際、とくに苦労したこと、大変だったことはなんでしょうか?

野口先生

皆さんそうだと思いますが、やはりクリニックを開設するエリアの将来性を見定めるところです。私の場合、特段「この辺で開業したい」という細かな要望はありませんでしたが、今井社長が1番はじめに紹介してくださったのがこの『荒井』でした。

今でこそ荒井駅前周辺には様々な商業施設が建設されていますが、開業を決めた当時は何もない「さら地」の状態でした。今、クリニックが入っているビルも当時はありません。該当エリアの人口動態統計を調べ、近隣クリニックの情報を調べ…。

他にもいろいろな候補も見させていただいておりましたが、今井社長にも相談しながら、何となく第一印象がよかったこの場所を選定しました。

いまいメディカルグループとの出会い

インタビューアー

東北エリアには、医療機関専門で新規開業の支援をされているコンサル会社が複数存在すると思います。

野口先生が、いまいメディカルグループへ開業支援を依頼することになったのは、どのような出会いやきっかけがあったのでしょうか?

野口先生

長年勤務していた前職の先輩が、いまいメディカルグループさんの支援によって開業されていました。
先輩から今井社長をご紹介していただいたのが、開業支援を依頼したきっかけです。

実は並行してそのほかにも様々な業者とコンタクトは取ったのですが、結果的に今井社長へお願いすることに決めました。

インタビューアー

開業コンサルの依頼先として「いまいメディカルグループ」が決め手となった理由はなんでしょうか?

野口先生

大きくは2つあります。

1つ目は、依頼する業者さんとの「開業後の関係」です。いまいメディカルグループさんは門前薬局としてオレンジ薬局さんを運営しているため、当院の経営状況が薬局店舗の経営状況に影響していきます。そのため、クリニック開設エリアの選定から開業準備、そして開業日を迎えるまで、まさに二人三脚でした。そして、開業後から今日に至るまで、今もなおその関係は続いています。

医療機器卸売業の企業さんが開業コンサルをやられているケースもありますが、個人的な印象としては「購入する機械が揃ったら終わり」というイメージ。つまり、本来のゴールが私たちと乖離している場合が多いように感じました。

一方で、いまいメディカルグループさんの場合は、まさに「開業後も苦労を共有できる関係」とも言い換えることができます。その点を考えればやはり、いまいメディカルグループさんのような企業への依頼は、とても安心しながら相談できました。

良いときも悪いときも一喜一憂せずに、永きにわたって良きパートナーとしてサポートしていただける。そんな存在が、私としては心強いです。

2つ目は、今井社長の人柄でしょうか。
今井社長はとても気遣いができる「まめな人」という印象です。

新規開業をする際は、不安がつきものです。私の場合はなんでもかんでも気になってしまい、あれこれ調べたりしたのですが、事あるごとに今井社長に相談させてもらいました。他の業者とのやり取り状況や進捗の確認も含め、随時、メールで共有・報告してくださり、とても丁寧にサポートしていただきました。今では、取締役の大場さんのサポートも加わり、変わらず迅速な対応をしてくださり助かっています。

掲げた理想に対しての成果と今後の展望

インタビューアー

開業時に思い描いていた理想に対して、その後の成果はいかがだったでしょうか?

開業されて数年で、コロナ禍での医院経営になったと思います。

  • 経営の課題
  • 現場での問題点

など、今のご状況を教えてください。

また、それを踏まえて、今後どのような展望をお持ちなのでしょうか。

経営の課題や現場での問題点

野口先生

経営状況としては、開業からお陰様で順調にきていました。
しかし、やはりコロナの問題は、当院も少なからず影響を受けました。
今もなお気を緩められない状態が続いておりますが、院内感染等によって既存の患者さんにご迷惑をかけないように、スタッフ一同、最新の注意を払っています。

はじめての試みであったコロナワクチンの準備は、不安要素も多く苦労しました。今は本格始動し、現場も徐々に慣れてきた印象を受けます。

これまで通り、安心と安全の医療を提供し続けることに、変わりはありません。

今回のコロナのような外部的環境に左右されないように、安定的な経営を続けられるようにすることが当面の課題です。そのためにも、様々なことを積極的に取り入れながら、臨機応変に対応していけたらと考えています。

今では幅広いエリアからご来院をいただいているので、なるべくスムーズに患者さんが必要な医療を提供できるように努めています。

クリニックの未来に向けた目標や今後の展望

野口先生

今は1人で患者さんを診察させていただいているため、中期的な目標としてはドクターの採用でしょうか。
院内の作業やオペレーションも含めて改善を図り、いずれは複数人体制で医院経営ができればと考えています。

しかしながら、経営してまだまだ3年なので、まずは基盤をしっかり固めることが大切であると考えています。

いまいメディカルグループへの今後の期待

インタビューアー

最後に、開業支援を振り返ってみて、「もっとこんなサポートが欲しかった」「今後、このようなサポートを期待している」というものがあれば、教えていただけると幸いです。

野口先生

開業に至るまでは、本当に手厚くサポートしていただいたと思います。これといって「もっとこうして欲しかったな」というのは思い浮かばないですね。

今後の期待としてあげるとすれば、もっと他の開業医の先生方の情報を共有してくださると助かるかな、という印象です。

広告経費の使い方やスタッフ教育、3年目を迎えるにあたって見直した方がいいところ、取り組んだ方がいいこと、逆にやらない方がいいこと、など。
あげ出したらキリがないのですが(笑)

同じようなエリア条件の先生は、こんな経営をしています!
同じような経営年数の先生は、こんな取り組みをしています!

など、同じ立場に近い先生方の情報やアドバイスを頂けるとさらに心強いと感じます。

インタビューアー

野口先生、本日はインビューのご協力、ありがとうございました。
今後、益々のご活躍とクリニックのご発展をお祈り申し上げます。

インタビューアー
株式会社MIRAIZU 企画担当

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